ダイハツ ムーヴ塗装研磨とガラスコーティング加工の続き
塗装のダメージが酷いボンネットをペーパー処理した後、ウールバフと中細目のコンパウンドを使用して、ペーパー目を消して行きます。
4工程から5工程ほどの塗装研磨を入れ、劣化被膜やペーパー目を除去。塗装に滑らかな艶と光沢を復元します。
少々のキズやクスミは如何様にもなるのですが、汚染物や酸性雨などで陥没したクレーターは重度の物になると、ペーパー処理や研磨処理を施しても完全に除去することが難しいです。(深すぎるクレーターは、陥没した段差まで削るとクリアー層自身が無くなってしまう。)
完全除去が難しいダメージの場合、陥没クレーターの段差をなだらかに削り、出来るだけ目立たないように仕上げております。
ドア等のサイド面は中古車屋さんの荒い磨きでバフキズが全面に・・・。塗装のラインやパネルの向きを考えないで磨くと、磨きキズを残した時に激しく目立って見苦しい。
今回、予想以上に塗装のダメージが大きく、オーナー様に納期の延期をお願いしてしまいましたが、最終的には良い感じで仕上がりました。
デポジットや陥没クレーターは、ダメージが小さな内に除去される事をオススメします。
陥没クレーターと言えば、以前に棒ショプでアルバイトをしていた頃に入庫してきた大型ワゴンを思い出しますね。
そのワゴンは紫色をしていましたが、ガードフィルム以外は何か薬品が散布されたかのように陥没クレーターだらけで、バイト(素人)の僕には無理で当然ショップ提携の板金屋さんの出番に・・・。
ノルマなのか?納車準備の時間が取れないのか?
塗装の厚みは非常に薄いのだから、せめて納車準備は出来る方にしっかり行ってもらいたいですね。
カーオーナーさま 確かに、新車にクレーターが入ってるとガックリしますね。(゚□゚;) 以前お付き合いの在ったディーラーさんの新車後始末とか大変だった記憶が・・・。(笑)